助け

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うちは涼介に全てを話した。   涼介はまだ中2だけどうちより大人っぽい。   「別れちゃえよ…っ」   涼介…?   汗なのか涙なのか分からない冷たいものが涼介の手を握るうちの手に落ちた。   ずっと伝えたかった。   この気持ちを伝えさえしてれば…涼介と恋人同士になれたのに―。 「李穂、、、。どうすんの?」   「どうしよ、、、涼介え」 うちは涼介にしがみついて離れなかった。   「李穂。もう行ったみたいだけどどうする?」
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