第1章 曽我部始まり

10/21
前へ
/21ページ
次へ
  まあ銀行強盗をしてたお前が言ってもなあ。  そして彼は次どうしようかと迷いながら、ふと目についたのは本屋だった。  彼は思った。強盗つながりで本屋に強盗に入ろう。  そして彼は本屋に入ったそして、銃を突きつけ店員にこう言った。      「手を上げろ、強盗だ金を出せ。」   店員は言った。   「こんなオモチャでこの私が手を挙げる訳がないだろう。     それに、お金に困っているようだな、貸してやろうか      まあタダなんておかしいと思うがまあそれは自由だ。」  彼は思った。こいつどこかの銀行員と同じ発想だ。  もしかしてこいつら兄弟なんじゃないか?  そう思ったが。店員のネームを見た限り違うと分かった。  まあ金をくれるならいいんだが、とりあえず彼は金を受け取った。
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加