第1章 曽我部始まり

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 Pさんが示したものを持って彼は銀行向かった。  だがしかし。その銃は玉は出ない。 そう資金が少なかったため、ちゃんとした銃はなかった。 だがしかしちゃんとした銃はこの平和ボケしているこの国にはちゃんとした 銃なぞある訳がないのだ。 だがしかし彼は思った。     (ここでやらなきゃ誰がやるんだー!)  と、まず誰もやらなくてもいいと思うのだが。 彼は銀行に向かった。そして銃を銀行員に突きつけた。  そして彼はおなじみのこの言葉を行った。    「金を出せ。」  この言葉と銃でたしかに銀行員は手をあげている。  だがしかしある銀行員、ここではDさんとしよう。  Dさんだけはビビっていなかった。
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