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彼はこの時点で思った。
(あれ無理じゃねもう終わった)
落ち込んでいる彼の肩に手を置いた奴がいた。
そいつはこう言った。
「落ち込んで下をむいても何も落ちてないんだぞ。
上を向いて歩いて行け。 あ、百円落ちてるラッキー。」
明らかに言ってることと矛盾してることが起きてるが、
彼はとりあえず上を向いてそれが誰かと覗いてみてみると、
百円をとって喜んでるジジイがいた。
彼は思った。やっぱりかお前か!
とまあ、とりあえず言ってることは正しいので仕方なく残りを削ってみた。
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