恨みから。

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「ただいま~。」 … 「?」 怒ってやってくる父親をイメージしたが 何も起きない。 電気すらつかない。 《…寝てるのか…?》 俺は慣れた足取りでリビングへ。 すると 目の前に明らかに荒らされたリビングが。 「えっ!? 何だこれは!?」 俺は慌てて鞄ををその場に投げ置いた。 「母さん!父さん!! リビングが!!」 俺は二階の両親の寝室へ。 しかし、両親のベッドはきれいさっぱり。 どうやら朝から一瞬たりとも使われていない。 《じゃあどこに…!?》 「父さん!母さん!!」 俺は声を上げて上の部屋を順番に見るも 何もない。 俺はそのまま一階に戻った。
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