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「え!?お前、何言ってんだよ」
帰る支度をしようと、シャツを着ていたイギリスが振り向いた。
ベッドの上でまだ寝そべっている、無駄な贅肉の一切ついていない男の体が、へその辺りまで隠されることなくあらわになっている。
それになんだか気恥ずかしさを感じて、ふい、と顔を戻す。
そのイギリスの耳は赤くなっているような気がした。
「本気だよ。俺。アーサーともっと一緒に居たい。ヤってから言うことじゃないけど、俺はアーサーが好きだ」
真面目そのものの顔で、胡坐をかくような体勢になるエドモンド。
シーツのせいで見えそうで見えない三角のラインが悩ましい。
「ば、馬鹿言うなよ。俺ら男だし、なれたとしてもセフレくらい・・・」
「アーサー!」
一喝されてびくっ、と竦みあがるイギリス。
「俺は本気だって言ってるだろう?君にその気がなくても俺は絶対に振り向かせて見せる。
・・・なぁ、本当に、俺のこと友達としてしか好きになれないのか?」
優しく、そして寂しげな声音。
第一ボタンしか留まっていないシャツに手を掛けたまま、イギリスは俯いた。
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