命の恩人

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2073年のある日のこと… 「わーー、逃げろー」 大きな声が町中に響き渡った… 町の人たちは、辺りを見回すと一斉に走り出した。 少年は見た… 大きなハエが人を食べているのを… 少年は逃げた… 必死で逃げた… そのハエが少年に気付き 少年を追いかける… その時… まるでマンガにでも出てきそうな強そうな男が大きなハエの目の前でみちをふさいだ… すると男は 白い何かを腕にはめ 呪文のようなものを 唱えている。 そしたら腕にはめた白い何かから 光を帯びた剣が伸びてきた。 その瞬間ハエが男に 襲いかかろうとしている。 男は、剣を構え 少し微笑んだ。 気がつくと男は 大きなハエの後ろにいた。 一瞬のことだった ハエの体は真っ二つに割れ 緑の液体が飛び散った。 少年は男に近より 「ありがとう」 と言った。 男は何も言わず 歩いて行った。 少年は 「名前を教えてください。」と言い男を追いかけた。 男は名を名乗った。 「俺の名前か?俺の名前は暁 駿一だ。悪獣師をやっている。」 そう言った。 その後、男は何も言わず 歩き始めた。 少年は「本当にありがとうございます」と叫んだ。
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