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関 朱瑠(セキアカル)。
大学3年。
所謂、イケメン女子。
まぁ、馴れ合いで映画鑑賞をしにきた。
───ホントはめんどくさいけど。
だって、世間体って超重要。
ありのままになんて生きてたら世の中渡れないことくらいわかってるし。
「朱瑠?終ったよ?」
あぁ、映画か。
よくある恋愛もの。
こんな薄っぺらいので、満たされるわけ?
「ごめん、感動しちゃって?」
「嘘ぉー」
嘘。
当たり前じゃん?
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