LESSON 00

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これは、 脅しだ。 何故だかわからないが、僕の独占欲が高鳴る。 あの布の下に潜むであろう肉体美。 想像しただけで堪らない。 「.... .... なっ、なっ.... 」 目が、“やめてっ”と懇願している。 .... .... ように関にはみえた。 これだけで、楽しいんだもの。 ───自分のモノに出来たら、どれだけ愉快か。快感か。 そして、関は畳み掛ける。 「────身体、拝ませてくれたらいいよ?」 「えっ.... 」 木場は固まった。 何を言われているのか、わからないといった具合だ。 「ま、拒否権はないよね?このあと、暇?」 そう言いながら、関はケータイを耳に当てる。 「あ、絵玲菜?実樹もいる?.... 私さー、バイトあったんだよね。─うん、ごめん。わかったーこんどねー」 ピッ. 固まる木場の前で先程の友人との連絡を終える。 ─さてと。 「たって。いくよ。」 「どっ、どこに....?」 ぐい、と関は木場を引っ張っていった。
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