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「とーくんは、つーくんと暮らせばいいのよ。」
…………………はあ？
一瞬時が止まったような気がした。
そういえば、その選択肢を完全に見落としていた。どうして忘れていたんだ。
つーか……
「いっやだあああああああああああああ！！それだけは絶対にやだあああ！！」
なんて恐ろしいことを言うんだ！ありえない。それだけはマジでありえない！！
「なによお。そんなに嫌がらなくてもいいじゃないの。」
「そうだぞ。どうして嫌がる必要があるんだ。だって翼はお前の……」
「「おにーちゃんなんだから。」」
間宮翼（まみや つばさ）
……おれの唯一の兄弟。
あくまで一応戸籍上はそうなっているというだけの話だ。
そう、それだけ。それだけだ……！
くそっ。
自分の兄が史上最悪なセクハラ変態大魔王だなんて
誰が認めるかばかやろーーーっっ！！
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