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都会の住宅街に小さくもなければ大きくもない、ただ一般のサラリーマンの家庭では届きそうにない大きさの二階建ての一軒家のとある一室。
窓とカーテンの隙間から朝日の光が射し込み、一人の男が眠る布団を照らす。
ピピピ…ピピピ…
男がセットしたと思われる時計が短針が七を、長針と秒針が十二をさしAM7:00を伝えアラームが鳴る。
ピピピ…ピピピ…pグシャッ…
男は静かに右手を伸ばすと時計を叩き潰した。
「ふぁ~あ…時計は?」
どうやら男は自分が時計を叩き潰したことに気付いていない。
「二度寝しよ。」
そう言うと男は再び眠りに就いた。
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