陰陽師でも避けられない試練がそこにある

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「僕たちも行こうか。」 「ああ。」 そう言うと翔梧と陽治、佐奈も立ち上がり雅孝の家から出ようとする。 「ちょっと翔梧、佐奈先輩、ゴミ虫(陽治)…行くって何処に?」 「俺ゴミ虫?」 さっきの会話の意味が解らない麻比呂と佳乃は翔梧たちを問い詰める。 「私はなんとなく解るよ…」 千尋は既に体験済みなため大体のことは解っていた。 「後で話すから待っててくれないかな?」ニコッ 「「……///わ、解ったわ……/// でもちゃんと帰ってきて。翔梧。 あとゴミ虫」」 「お前らは俺でおとさないと気が済まんのか!!」 麻比呂と佳乃は陽治のツッコミをスルーし、翔梧のキラースマイルによって大人しくなったようだった。 「二人とも行くぞ!!場所はそう遠くない!!」 「「はい!!」」 そして佐奈、陽治、翔梧は玄関を飛び出して行った。
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