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仕事をしよう。
という気にはならなかった。
どこからか引っ張ることしか考えていなかった。
家には最低20万ぐらいはいれないと生活はできない。
親には何度もこれが最後、これが最後と少しずつお金をもらっていたのでこれ以上親に頼るわけにはいかなかった。
頭に浮かんできたのは、一人の女だった。
見た目は悪い。太っているし、顔は朝青龍みたいな感じで彼女を美人という人を探すのは徳川埋蔵金を探すのと同じぐらい大変だと思う。
彼女は芳子といって、前々から僕に好意をもっていた。
僕の心に眠る悪魔はこの時目を覚ました。
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