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そして僕はひとりぼっちになった。
申し訳ないが芳子とは付き合っていけない。
友達はいない。
スロプロ時代に僕は何より稼働を優先してきた。そのため友達の誘いは全て断ってきた。
僕を誘う人はいない。
憎み、嫌っていたスロットよ。お前は僕の友達か。僕から全てを奪ったお前は僕に何を与えてくれる。
僕は金で換算できないものを失った。もちろん全て君が悪いのではない。僕は君の調子のいい時だけ付き合っていればよかったのだ。調子悪い時はそこいらの養分から好きなだけ吸わしておけばよかったのだ。すなわち僕も養分だったのだ。
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