恥の多い人生

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その高速出玉に魅了されていた人々にとってそれらがなくなるというのは衝撃だった。 「出玉がぬるくなったら投資だって少なくなるし、遊ぶにはちょうどいいよ」 僕はそう思えた。 確かに4号機には濃いゾーンや強力な天井が存在した。 高設定を終日まわさなくてもそれを狙っていけば期待度を追うことができた。 5号機にはそれが通用しなかった。 僕はそれでもよかった。 そう、その時は。
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