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春奈がここに来て、再会出来たのも、忌まわしいが、ミサイルのおかげだったのかもしれん。 暴徒に、性的に襲われそうになったところ、あまりのショックに幼児退行して、それに伴い昔の記憶でこの部屋……"自分の家"に逃げ帰ってきたんだな…。 「…しばらくは、安心だ。」 「…うん…」 俺の薄っぺらい胸の中ですんすん泣いている春奈。 懐かしさからか…愛おしさからか…俺は彼女の頭をゆっくり撫でてあげた。 (もう、安心だ…。) 心の中で、そう呟いて。 《ドガッ!》 「!?」 突如、空気を切り裂かんばかりの、ドアが叩きつけられる音がした。
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