暇潰し作品E 美形2×ブチャイク

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それから僕は彼にできるだけの恩返しをしているんだ…けど 僕に出来ることなんか話しを聞くくらいしかできない… それだけじゃダメだって思っているんだけど ドブネズミになにができると… シ「ネズミ、今日も来たんだね。いらっしゃい」 ネ『うん、今日も来たよ。お邪魔します。』 シ「今日ね。野菜売りの叔父さんがリンゴをくれたんだ。一緒に食べようね」 ネ『そうなの?とても美味しそうだね。僕はいいからシンデレラが全部お食べ』 シ「はい、ネズミの分ね」 今日も僕の声は君に届かない それから数日後、僕は小鳥たちの井戸端会議により魔法使いの存在を知った。 自分が持つなにか1つを代償に願いを叶えてくれるというもの その代償の内容は様々あり 時には、その者の地位を 時には、その者の権力を 時には、その者の愛する者を 時には、その者の命を 代償に渡さねばならないらしい… 僕はシンデレラのお陰で生きてこられたんだ。 僕の命なんて彼女の幸せの為に捨てる覚悟は出来ている だから僕は魔法使いに願いを叶えて貰うため、魔法使いの元を訪れた
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