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窓から入る風が
少し冷たくて
水の張った田んぼから
蛙の鳴き声を運ぶ
おやすみと呟く声は
風に押し戻され
消え失せる
こだわりもいつしか無くなり
時に流され
あたりまえだと勘違い
単なる挨拶
もうずいぶん前から …
傷を舐めあう必要ないなら …
夜を返そう
闇に怯える事がなくなった君に
時を返そう
君が楽しむ自由な時を
今までありがとう
闇に怯え
丸くなって眠るのは
僕だけで … いい
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