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冷たき風は時に
何もかも奪ってゆく
大切な人
熱い思い
そして僕ひとり
取り残される
優しき風はいつも
心にそっと触れてゆき
哀しみの涙
包み込む
僕こそが風に
風になりたいのに
何故僕は此処に居るの?
何の為に此処に残されいる?
ねぇ 僕を連れてって?
大切な人の場所に
熱くなれるものの所に
まだ …
その資格がないと
まだ …
早すぎると
君は笑う
まだ …
もう少し頑張れと
背中を押す
そっと 優しく
僕は進むしかないの?
いつか 風になり
自由になる … その日まで
地に足をつけて
少しずつでも
たとえどんなに辛くとも
たとえどんなに淋しくても
… 君は背中を押すんだね
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