序章

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 §3  爆弾作りが好きで、その爆弾で街のそばに現れた魔神をも倒し、結果、街では暴れん坊と呼ばれた彼女。  でも、一番前向きで一番成長したのもまた彼女。  その問題児だった自分の教え子が今、どこか見知らぬ土地でがんばっている。  そしてその教え子に助けられた少女が今こうして自分の目の前にいる。  運命の巡り合わせのようなものを感じた。  そしてこの少女にいろいろ教えたいとも思った。 「……決めたわ。あなたは私が面倒見ます。いいわね?」 「ええっ……そ、そんな事勝手に決めちゃっていいんですか?」
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