冗談のつもりだったのに。

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「真実ー、起きなくていいの!?」 「えー? だって今日日曜日でしょー?」 「は? 何ってんの? 今日は火曜日でしょー、あんた部活でしょ!」 「・・・∑(゜Д゜)」 やばい、間に合わない! きのう考えすぎちゃって2時に寝たからだー! どしよ。 いっそのことサボろっかなー、ダルいし。 「うっ、ヤバい、お腹いたい。」 「え、じゃ休む?」 「うん」 母はどうしてこんなに騙されやすいんだろう。 絶対詐欺とかにあうと思うw 「じゃあいってくるねー」 「うん。」 *********************************** ・・・暇。 休むんじゃなかったあ。 みんなもう家についてるかなー。 不意にピグをやったら、武がいた。 「あれ?今日部活なんじゃ」 「俺はインフルエンザです」 「あ、そうなんだ」 「お前こそ部活なんじゃ」 「あたしはサボりです」 「おい」 あたしはその時、何故かこんなことを思ってしまった。 [武に告ったら、どんな反応するんだろう] そしてあたしは。 「ねね。」 「?」 「あたし、武のことが好きです。付き合って下さい。」 「・・・・」 「っていうのはうs」 「考えさせて。」 え? これヤバいんじゃ・・・ ・・・いっか! いいようん。 こうしてあたしは武とどんどん気まずくなってった。 ********************************* 一学期が終わって、春休みにはいった。 あの日から、武とはなんか気まずい。 返事も聞かせてくれないし。 いつになったら聞かせてくれるんだろう。 この事を史絵に相談したら、 「絶対OKだと思うよ!」 って言われたけど・・・ ほんとに大丈夫かなあ。 ******************************** いつものように、ピグで返事を聞いてみた。 「武、返事は?」 「言わなきゃだめー?」 「当たり前じゃん!」 「別にいいよ」 「・・・え? 今の返事?」 「うん。」 「ほんと?  やったあ!  マジ嬉しい!  ありがと!」 「付き合ってること、誰にも言うなよ 「わかった」 しかしこのとき、あたしはすぐ史絵に報告しなきゃ!と思っていた。 史絵にはおめでとうって言われたけど、あとから後悔した。 何で約束したのにこんなに早く言っちゃったんだろう。 このときから、あたしの恋の歯車は狂い始めていた。
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