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「真実ー、起きなくていいの!?」
「えー? だって今日日曜日でしょー?」
「は? 何ってんの? 今日は火曜日でしょー、あんた部活でしょ!」
「・・・∑(゜Д゜)」
やばい、間に合わない!
きのう考えすぎちゃって2時に寝たからだー!
どしよ。
いっそのことサボろっかなー、ダルいし。
「うっ、ヤバい、お腹いたい。」
「え、じゃ休む?」
「うん」
母はどうしてこんなに騙されやすいんだろう。
絶対詐欺とかにあうと思うw
「じゃあいってくるねー」
「うん。」
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・・・暇。
休むんじゃなかったあ。
みんなもう家についてるかなー。
不意にピグをやったら、武がいた。
「あれ?今日部活なんじゃ」
「俺はインフルエンザです」
「あ、そうなんだ」
「お前こそ部活なんじゃ」
「あたしはサボりです」
「おい」
あたしはその時、何故かこんなことを思ってしまった。
[武に告ったら、どんな反応するんだろう]
そしてあたしは。
「ねね。」
「?」
「あたし、武のことが好きです。付き合って下さい。」
「・・・・」
「っていうのはうs」
「考えさせて。」
え?
これヤバいんじゃ・・・
・・・いっか!
いいようん。
こうしてあたしは武とどんどん気まずくなってった。
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一学期が終わって、春休みにはいった。
あの日から、武とはなんか気まずい。
返事も聞かせてくれないし。
いつになったら聞かせてくれるんだろう。
この事を史絵に相談したら、
「絶対OKだと思うよ!」
って言われたけど・・・
ほんとに大丈夫かなあ。
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いつものように、ピグで返事を聞いてみた。
「武、返事は?」
「言わなきゃだめー?」
「当たり前じゃん!」
「別にいいよ」
「・・・え? 今の返事?」
「うん。」
「ほんと?
やったあ!
マジ嬉しい!
ありがと!」
「付き合ってること、誰にも言うなよ
「わかった」
しかしこのとき、あたしはすぐ史絵に報告しなきゃ!と思っていた。
史絵にはおめでとうって言われたけど、あとから後悔した。
何で約束したのにこんなに早く言っちゃったんだろう。
このときから、あたしの恋の歯車は狂い始めていた。
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