プロローグ

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突然だが今俺は死ぬ一歩手前だ 俺の左目から銃弾が脳内へ侵入しようとしてやがる 何故そんな事を確認出来るか少しだけ過去に遡って(さかのぼって)みよう 始まりはどう考えてもあの殺しの依頼だろう 喫茶店でコーヒーを飲んでるときに一本の仕事の電話が仲介者を経由して俺の携帯に入る 当然何時でも跳ばせるように用意した依頼用の携帯だ 依頼内容はこうだ 「二日後にマフィアとの交渉をするが奴等は俺達を殺して金だけを奪うつもりだと組織に侵入させてる部下から連絡が入ったそんな舐めた野郎は返り討ちにしたい」 との事らしい 依頼報酬はその時に渡すはずだった金の一部と長距離による殺しのため用意するNTW14.5mmと言う全長約2メートル最大射程2300メートルの化け物の様な対物ライフルだ 正直なところ金よりも個人では入手しずらいそちらに惹かれて依頼を受諾した
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