神様は平等

2/26
5146人が本棚に入れています
本棚に追加
/182ページ
兄「ねむ・・・」 妹「? 疲れてるの?」 兄「いや・・・なんか寝ろと言われてる気がする・・」 妹「なにそれ」 兄「肩かして。ちょっと寝る」 妹「膝を貸しましょう」 兄「ランクが上がったな。失礼します」ゴロッ 妹「安らかな永遠の眠りをあなたに」 兄「ここで死ねるなら本望」 妹「3・・2・・1・・・はい、落ちる」 兄「・・・・」スー スー 妹「・・・・あれ・・ほんとに落ちた・・・おーい」ペチペチ 兄「・・・・」スー スー 妹「・・・・私にこんな力があったなんて・・・」 兄「・・・ん」パチ 兄「・・・・ん?」キョロキョロ 兄「・・・・どこだここ・・・真っ白・・・夢か」 ?「はい、夢です」 兄「はい。そうですね」 ?「私は神です」 兄「誰だお前」 神「いや、だから神です」 兄「・・・俺の夢だろこれ」 神「はい」 兄「・・・なんで夢に幼女が・・・俺はロリコンじゃないのに・・・」 神「幼女じゃないです。神です」 兄「よしよし、お母さんはどこだ?迷子か?」ナデナデ 神「やめてください撫でないでください」 兄「えらくリアルな夢だな・・さ、お母さん探しに行こうか」ナデナデ 神「撫でないでください。こんな仕打ちは初めてです」 兄「だって見た目幼女だし」 神「見た目で判断しないでください」 兄「はいはい。神ですね、神様ですね」 神「はい」 兄「で、なんの用ですか?」ヤレヤレ 神「あ、信じてないですね?」 兄「信じますとも。いろんな体験してるんで、もう神様とか居ると思うんで」 神「ならいいです。今日はお話があって来ました」 兄「俺個人に神様がお話とはなんでしょう」 神「あ、やっぱり信じてないですね?」 兄「信じてるっていってるだろ」 神「ならいいです」 兄「早く話せよ。長いよ前置き」 神「こんな偉そうな態度とられたのは初めてです」 兄「はよ話せ」 神「・・・・そんなに怒らないでください」ジワッ 兄「えぇ・・・」 ⇒
/182ページ

最初のコメントを投稿しよう!