3570人が本棚に入れています
本棚に追加
/183ページ
会議があった日の次の日。朝6時なのにも関わらず日は完全に昇っていて、地面には元気そうに働いている蟻が行列を作っていた。そんな中、日陰に宏夏は立っていた。
宏「ルールールルルールー♪」
自分で作った音楽を鼻で奏でながら、苗に水をやっている。ちなみにこれから作ろうとしている野菜はトマトとキュウリとナスである。
すると玄関から開く音が聞こえる。ラミかと思い、見てみると、
フレス「あ、おはよう宏夏。」
フレスだった。なんでいるかというと、昨日稽古つけてあげたら夜になっていたので泊めてあげたのだ。
宏「おっすフレス。起きるの早いなお前。」
フレス「うん、体が痛くて早く起きちゃった。」
まぁかなり殴ったからな~。とくに腹部。余りに隙がありすぎたから。
宏「まぁ結構勉強になったろ?」
フレス「うん。ところでなにをやってるの?」
宏「ん?水やり。」
フレス「へぇー!宏夏野菜を育ててるんだ!意外だよ~!」
意外は余計だコノヤロ!頭に韮生やすぞコラ!
最初のコメントを投稿しよう!