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水をやり終え、全ての苗を日陰に戻したあと、宏夏とフレスは畑へと向かう。
宏「よしフレス、今から耕運するぞ。耕運は土を掘り起こすことだから。」
フレス「え、この広さを!?」
広さはおよそ15a位。簡単に言ったら75×20m。これを耕運するとなると約1時間はかかる。トラクターがあれば20分位だが。
広「これ全部やってもらおうかなとは思ったんだけど、そこまでいらないから線を引いてあるからそこまで宜しくね。」
そう言ってフレスに鍬を渡す。
フレス「うん。あれ、宏夏はやらないの?」
宏夏はタバコに火を付けて煙を吐き出す。
宏「あぁ俺?腰痛いからやらない。頼んだぞフレス。」
勿論痛くないが
フレス「え!?それは酷いよ!宏夏の畑でしょ!」
宏「嘘だ嘘。真に受けすぎだって。そんな男に見えるか俺?」
フレス「宏夏がいうと嘘でも本当に聞こえるよ。」
うわぁ真顔で言われたよフレスに。ショックだわ。
P.S. 耕運は土に空気を含ませるために行います。
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