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ジュ「では次に移るぞ。先日の魔物の異常繁殖の謎を追って、それぞれの地方にあるギルドのマスターに何らかの情報がないか調べていたんだ。そしたらここから北に1300Km離れたラフブール樹海から魔物が発生していたことが分かったんだ。直ぐ調査隊員にいってもらった結果、ブラクホールを発見したらしい。」
ブラクホール?なんだそりゃ?えーと検索検索っと…………へぇ、神級の闇魔法か。あー首いてぇわこれ。
闇「ブラクホールだと…!」
閉じていた目を開き、ジュエルさんを睨む。地帝以外の帝達はどんな魔法なのか分からず首を傾げる。
ジュ「そうだ。魔力が軽く50億消費する神級の闇魔法だ。ラフブール樹海の奴は大きさは300cm×300cm位、魔力消費量で言えば70億以上。」
それを聞いた帝はざわめく。
風「70億以上だと!?魔族かそいつ!?」
状況的に魔族だろ。アホかこいつ。
ジュ「多分魔族の仕業だろうな。」
ジュエルさん、そこは断定しよう?
宏「なんで魔族だって断定しないんですか?」
一応聞いてみよう。
ジュ「…………」
沈黙……
何故黙る?聞いちゃいけない事なのこれ?
ジュ「……実はな、」
俺は固唾を飲む。なんかめっちゃ緊迫感半端ないんすけど、どゆこと??
そして、ジュエルさんは口を開きこういった。
ジュ「実はな、魔力が百億越える総帝が今ストライキ中なんだよ。」
嘘ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!??????
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