ヘンゼルとグレーテル

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グ『…静かですわね』 ヘ『静か…だな。誰かいませんかー?』 グ『いないみたいですわ。とりあえずここのお菓子でも食べましょうか』 ヘ『えっ…勝手に食べても良いのかな』 グ『…なかなか美味しいですわね』 ヘ『ってもう食べてる!?仕方ない…僕も一口…』 魔『わーはっはっはっはっは!!』 ヘ『だ…誰だ?!』 グ『ベタな笑い声ですわね』 魔『引っ掛かったな少年少女よ!!俺こそが真の魔王!!この城に入ったからには生きて出てこれると思うな!』 グ『このビスケット美味しいですわ』 ヘ『このマシュマロも美味しいぞ。ふわふわしてて』 グ『ヘンゼル兄様がそんなメルヘンチックな事を言うと吐き気がしますわ』 ヘ『何で?!男がメルヘンチックではいけないというねはそれはただの偏見だぞグレーテル』 グ『私に口答えしないでくださいこのカス』 ヘ『カスってなんだよ!!?妹にここまでけなされる兄っているのだろうか…』 グ『ここにいますわ兄様』 魔『ちょっとちょっと無視するなー!!魔王が怖くないのか君達は!』 グ『なにいってるんです。魔王より怖いものは他にありますわ』 魔『ほう…それは一体何だ?』
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