ヘンゼルとグレーテル

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グ『人々にとって恐ろしいもの。それは一番に人間ですわ。人間というのは醜くて汚れたリア充でありいつも己の私利私欲のために……』 魔『あ――もういい!!もういいよ!言わなくていいすいませんでした!!俺が聞いたのが間違いでした!』 ヘ『相変わらず現実みてるなお前は…』 グ『現実より怖いものはありませんわ』 魔『ところでお前達はさっき、城のお菓子を食べているように見えたんだが…』 ヘ『…でもほんのすこしでしたし…許していただくわけには』 魔『ああ。許そう』 グ『意外と優しい魔王ですわね』 魔『だがしか――し!!』 ヘ『……?』 魔『この俺様が作り出した“ツンデレート”から抜け出す事が出来ればの話だがな!!』 ヘ『ツ…ツンデレート?!』 魔『そろそろ効き目があるだろう』 グ『うっ!!…何かいきなり……っ』 ヘ『どうしたグレーテル!!どこか具合でも悪いのか?!』
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