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存在する無色な愛
ぞんざいな扱いに
現在四苦八苦
ドアノブに冷たさを感じながら
ゆっくり回すように
くるり 回った先で覗き見る
逆さまな顔でちらり見る
大きな黒目と目が合えば
小さなバケツで溺れてしまう
熱をもった魚の様だ
声を無くした小鳥の様だ
小さな白目の裏側を
辱しめるよな行為する
酔って溢れた本気の業を
蹴り飛ばした良く出来た欲
ガシャワン ガシャワン
転がっていく空き缶を
寝転びながら見ていると
猫撫で声のいつかの君が
脳裏に浮かんだ気がしたんだ
青い空さえ気付けない
痛い視線は燃え尽きる
事前に用意された不自然な結露
それを雨とするならば
偽善の涙に愕然とする
転げ落ちる(ハイスピード)
あぁ 無知な僕は
閉ざされた後も知らないで
うまくやる術もなく
被害妄想の渦の中
扉は開かない
ドアノブは冷めたまま
無くした鍵は
偽善者の掌で光る
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