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―鬼高――鬼闇高校の略称で、
光と暗が通っている、不良が中心となって集まる高校である。
160%中の全校生徒の内、不良生徒100%がこの高校に通っている―――
鬼高では、学年によって番長と副番長が決まっている。
例えば…
2学年では光が番長で、暗が副番長である!
現在、全学年では〝頂点の座〟を奪う争いをしている。
光と暗の夢は、鬼闇高校の頂点に立つこと。
頂点になるためには、現在頂点にいる、3年の番長に勝たなくてはならない!
光「よぉ~しっ!祝いってことで…ゲーセン行こうぜ🎵」
暗「え~?!💧今日はやめようぜぇ!
正直、俺ねみぃ~し…」
暗は体力が限界なのか…眠たそうにあくびをした
光「え~?マジかよ~💧
……じゃあ明日だ!明日!!」
暗「いいぜ!約束だ!」
暗は拳を前に出し、光もまた、拳を前に出し…
軽くぶつけ合わせた
光「約束だ!じゃっ、俺帰るわ!じゃあな!」
暗「おう!またな!!」
光と暗は、軽く手を振りながら別れ、家に帰った…
~7時過ぎ~
光「ただいま~」
家に着いた光は、誰もいない居間に入り、
ソファーに寝そびれた
一息ついて、眠りにつこうとすると…
携帯電話が鳴った…
《着信 暗》
画面を見ると、先ほど別れたばかりの暗からだった。
光「(暗か……なんだろ?)
もしもし・・・暗?」
光は、別れたばかりなのにと思いながら、電話にでた。
だが、電話にでたのは暗ではなく、暗の母親がでた…
暗の母「あっ、光くん?!」
光「あっ、おばさん!
お久しぶりですっ!」
暗の母「急いで!!早く病院に来て!!」
光「病院って…どうしたんすか?💧」
暗の母親は、早口で、慌てながら話した…
暗の母「暗が…暗が倒れたの!!
早く…早く来て!!!」
光「!!? 暗が?!!」
光は驚いた…
聞いてすぐに、光は家を跳び出し、病院に向かった…
光「(…暗……!暗……!!)」
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