始まり

4/4
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/17ページ
―鬼高――鬼闇高校の略称で、 光と暗が通っている、不良が中心となって集まる高校である。 160%中の全校生徒の内、不良生徒100%がこの高校に通っている――― 鬼高では、学年によって番長と副番長が決まっている。 例えば… 2学年では光が番長で、暗が副番長である! 現在、全学年では〝頂点の座〟を奪う争いをしている。 光と暗の夢は、鬼闇高校の頂点に立つこと。 頂点になるためには、現在頂点にいる、3年の番長に勝たなくてはならない! 光「よぉ~しっ!祝いってことで…ゲーセン行こうぜ🎵」 暗「え~?!💧今日はやめようぜぇ! 正直、俺ねみぃ~し…」 暗は体力が限界なのか…眠たそうにあくびをした 光「え~?マジかよ~💧 ……じゃあ明日だ!明日!!」 暗「いいぜ!約束だ!」 暗は拳を前に出し、光もまた、拳を前に出し… 軽くぶつけ合わせた 光「約束だ!じゃっ、俺帰るわ!じゃあな!」 暗「おう!またな!!」 光と暗は、軽く手を振りながら別れ、家に帰った… ~7時過ぎ~ 光「ただいま~」 家に着いた光は、誰もいない居間に入り、 ソファーに寝そびれた 一息ついて、眠りにつこうとすると… 携帯電話が鳴った… 《着信 暗》 画面を見ると、先ほど別れたばかりの暗からだった。 光「(暗か……なんだろ?) もしもし・・・暗?」 光は、別れたばかりなのにと思いながら、電話にでた。 だが、電話にでたのは暗ではなく、暗の母親がでた… 暗の母「あっ、光くん?!」 光「あっ、おばさん! お久しぶりですっ!」 暗の母「急いで!!早く病院に来て!!」 光「病院って…どうしたんすか?💧」 暗の母親は、早口で、慌てながら話した… 暗の母「暗が…暗が倒れたの!! 早く…早く来て!!!」 光「!!? 暗が?!!」 光は驚いた… 聞いてすぐに、光は家を跳び出し、病院に向かった… 光「(…暗……!暗……!!)」
/17ページ

最初のコメントを投稿しよう!