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「いや、悪い 今のは 佐伯 清瑞 俺の甥なんだ」
佐伯 匠はそう言うと笑いながら黒板にチョークで文字を書き出した。
「お前らが今からやることはまずは1年の通りを確認。授業もすべて確認しておけよ」
そう言いながら佐伯 匠は教室をあとにしようとする
だがドアに手をかけた瞬間何かを思い出したように振り向く
「あと部活動も自由だからな 参加するなり作るなりやってこいよー」
部活か。と思い私は何も思わなかった
入るつもりがなかったからだ。
私はそのあと体育館に行くみんなについていき、用務員室に入った
「おぅ、秋水待ってたぞ」
「先生、やっぱり私は・・・」
「何言うんだよ。今更」
あまり乗り気がしなかったがやるしかないのでステージの袖に入った
少し待っているとアナウンスが聞こえてきた
「これより、第23回入学式を開始します。まず校長先生の挨拶です。」
少しだけ覗いてみるとわかめの男性がマイクを持っているのが見える。
校長先生がギシギシと音をあげステージに登った。
「えー、本日は・・・」
10分ほど話は続いていただろうか。
我が物顔で校長先生が降りていく
「ありがとうございました。では次は・・・」
来た!思わず身構えてしまう。
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