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夢中になって遊んでいるとあたりはもううっすらオレンジになっていた。
「あ…もうこんな時間。帰らなきゃ。」
「あー、そうだな。」
どこか寂しげな表情をみせる真夏くん。
くしゃっとあたしの頭をなでて
「また遊ぼーな」と言って進み出す。
二人で電車にのり、ホームで別れた。
…なんだろ、この感じ。
なんか、胸のあたりがきゅーってする。
ってか!!
あたし、本格的に補習さぼっちゃったんだよね?
うわー…明日怒られちゃうかも…
ていうか絶対怒られる上に課題増やされる。最悪だ。
でも、何故か後悔はしてない。
楽しかったし、いっか。
その日は疲れちゃったからすぐに寝た。
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