653人が本棚に入れています
本棚に追加
―――――――――――――――
神の言葉を聞き、龍が地面に平伏せ……ることなく、神を殴り飛ばす。
ドゴッ!!!
神「ぐべらっっ!!?」
神は奇妙な悲鳴を上げ、地面に倒れ伏す。
龍「……ふっ、平伏すのはお前だったようだな?…駄神よ」
駄神「…な、何故じゃ!!?何故、ワシの“力”が効かん!!」
そう、神はある“力”を使った。
この力を受けた者は自分の意思など関係無く、言葉通りに平伏す筈だった。
だが、龍には効かなかった。
いや、正確にはあまり効かなかった。…とでも言うべきか。
龍「あぁ……確かに少し体が重たく感じたが、俺には効かん」
駄神「……か、神である…このワシが、人間に劣るというのか!!?」
そんな神の様子を見て、龍は不敵な表情を浮かべる。
龍「クククッ……さぁ、地獄の始まりだ!」
駄神「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!?」
―――――――――――――――
最初のコメントを投稿しよう!