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それからわたしたちはスイカを食べ終え、
また花火を再開した。
倉持くんとは何となく気まずい気がしたけど
向こうが普通にしてくれたおかげで
ギクシャクすることもなくて済んだ。
そして今は
ゆりと家に向かっている途中だ。
「……ねー
太一とこのはってどーゆー関係?!」
ゆりが興味津々で聞いてくる。
「えっと、幼なじみだったんだ…」
「えっ、なんだ、それだけ?!」
それだけって言われると、
何だかあまりいい気はしない。
幼なじみって
すごく大切な存在なのに。
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