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「ルーネス。僕も一緒に行かせてよ。」
顔を上げたアルクゥはルーネスを真剣な目で見ていた。
「みんなを見返したいんだ!一人でここまで来れたんだし…ルーネスには迷惑かけないからさ!」
ルーネスはアルクゥの強い眼差しに考え込んだ。
少し悩んだルーネスは顔を上げて、もう一度アルクゥを見た。
アルクゥの目に、嘘は無いと確認すると、ルーネスは口元に笑みを浮かべた。
「わかったよ。」
頷いたルーネスを見て、アルクゥは心から喜んだ。
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