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「そこでこの町に一晩宿を求めたのじゃが、この様じゃ。フォフォフォ!」
ルーネスとアルクゥは話を聞いて、向き合った。
「ルーネス!なんとかこの町の皆を助けてあげられないかな?」
するとシドは、
「そうじゃ、わしの飛空廷を貸してやろう。何とかしてくれんかのう?」
と言った。もちろん二人は飛空廷の話に目を向けたのだが…。
「ミスリルの指輪があれば呪いが解けるらしいのじゃが、この町には無いようじゃ…。新しく作るにも、鍛冶屋のタカもユーレイになってしまい、修行中の娘は行方がわからん。飛空廷は西の砂漠に隠してある。頼む!何とかしてくれ!」
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