(カズス)

5/8
前へ
/133ページ
次へ
  「そこでこの町に一晩宿を求めたのじゃが、この様じゃ。フォフォフォ!」 ルーネスとアルクゥは話を聞いて、向き合った。 「ルーネス!なんとかこの町の皆を助けてあげられないかな?」 するとシドは、 「そうじゃ、わしの飛空廷を貸してやろう。何とかしてくれんかのう?」 と言った。もちろん二人は飛空廷の話に目を向けたのだが…。 「ミスリルの指輪があれば呪いが解けるらしいのじゃが、この町には無いようじゃ…。新しく作るにも、鍛冶屋のタカもユーレイになってしまい、修行中の娘は行方がわからん。飛空廷は西の砂漠に隠してある。頼む!何とかしてくれ!」  
/133ページ

最初のコメントを投稿しよう!

90人が本棚に入れています
本棚に追加