(カズス)

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  「シドが聞いたらガッカリするぜ。さぼってる場合じゃないだろ!」 ルーネスが少し呆れて言うと、レフィアはガッツポーズをした。 「そうだわ!昔、お父さんが作った指輪を、サスーンの王様が持っているわ。」 レフィアは前へ進みでる。 「ねぇ、私も一緒に連れて行って。ミスリルの指輪は作れないけど…、お父さんとカズスの人たちを助けたいの!」 アルクゥはそれを聞いて頷いた。 「一緒に行ってもらおうよ。ルーネス。」 「まぁ、さぼってたお陰で呪われなくて良かったんじゃないか?」 レフィアはルーネスの言葉に、 「もうっ…!」 と腹を立ててみせた。  
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