(サスーン城)

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  階段を昇り昇りで、ルーネス達はようやく四階の王の間にたどり着いた。 そこには、王座の前で膝ま付く青年と、王座にふかぶか腰かける王(であろう人)が居た。 王は少し青年と会話をしているみたいだ。 王は立ち上がり、青年を見て言った。 「ジンの呪いによって、皆こんな姿に変えられてしまった…。」 すると、ルーネス達が到着したのに青年は気付き、立ち上がった。 「陛下。この者達が、呪いを解くのにミスリルの指輪が必要だと…。」 王はそれを聞いて、腕を組んだ。 何か悩んでいるようだ。  
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