(サスーン城)

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  「わかった。封印の洞窟はここから北だな。オレ達が行ってみるよ!」 その力強い言葉に、青年は頭を下げた。 「陛下!私もこの者達に同行し、サラ姫様をお助けします…!!」 すると、王は嬉しそうに青年を見た。 「よくぞ申したイングズよ!そなたたちも良いかな?」 レフィアは嬉しそうにガッツポーズをした。 「もちろんよ!むしろこの2人と行くなんて…」 ため息をつきながら、ルーネスとアルクゥを見る。 「頼りないもの…!!」 ルーネスはその言葉に、レフィアを少し睨んだ。 「なんだよっ!?」 けれど、すぐ睨むのをやめ、頭をかいた。  
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