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「でも確に、城の兵士が仲間になったら心強いけどさ…。」
少し睨んだ事をはずかしむようにルーネスは笑う。
その様子を見ていたイングズと呼ばれた青年は、口許を誰にも見られないように緩めた。
そのまま顔を引き締め、イングズは王を見た。
「封印の洞窟には、隠し通路がある。確か…骸骨がカギになっていたはずだ…。」
王はイングズをしっかりと見据えた。
イングズも王に向かう。
「頼んだぞイングズ。そして若者達よ。ジンを封印して、皆を救ってくれ!!」
4人は頷き、城を後にした。
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