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サラは指輪を手に前へ歩み出た。
「いたわ!ジン!覚悟しなさい!この指輪で封印してあげるわ!」
サラが指輪を掲げると、白い光を放ったが、すぐに光は消えた。
「あれ…どうして!?何も起きないじゃない!!」
サラが驚きを隠せないでいると、ジンは
「ファファファファッ!!」
と高笑いをした。
そのまま腕を組む。
「闇の力が戻った俺様にそんなもの通用せんわっ!」
ジンは少し太い剣を腰から引き抜き、ルーネス達に向ける。
「姫様はお下がりください!!」
「え…!?」
イングズはサラを自分の背後に押しやり、4人はジンとの戦闘を開始した。
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