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王は、元の姿で王座に座っていた。
「ありがとう若者たちよ。そなたたちのお陰で、皆が救われた。」
ルーネスは少し笑いながら、王に言った。
「それじゃオレたちはこれで…。光の戦士として旅立たなきゃいけないんだ。」
「光の戦士!?イングズよ…そなたも行ってしまうのか…」
寂しそうな王を見てはいられず、イングズは下を向いた。
「はい…」
「そうか…わかった。そなたたちが力をあわせれはどんな困難にもたち向かえるだろう。」
『はい!行ってまいります!』
そして、王からおりたたみのカヌーを受けとり、王の間を出た。
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