90人が本棚に入れています
本棚に追加
ルーネスは少し不服そうな顔色を浮かべていた。
そんなルーネスをクリスタルは気にもとめなかった。
『さぁ…旅立つのだ…!!』
クリスタルのその言葉とともに光がルーネスを包んだ。
「うわっ!?ちょ…ちょっと待ってくれ!まだ聞きたいことが…!」
ルーネスは目も開けられないくらい眩しい光に、言葉を遮られた。
外には綺麗な草原が広がっている。
ルーネスは光に解放され、外へ脱出出来たのだ。
「………」
ルーネスは気が付き立ち上がった。
「ここは!…なんだったんだ…今のは…。光とか闇とか希望とか…。」
ルーネスは頭をかきながら呟いた。
最初のコメントを投稿しよう!