学園

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翼「ぎゃぁぁぁああ!先生!後ろから現れないでくださいって何回も言ってるでしょ?!」 マヤ「ごめんね?でも学園長が言ってることは本当よ?」 学園長「そうだぞ?赤羽 翼。私がお前を入学させるよう、マヤ先生に言ったんだ」 翼はマヤにも小さい子供が学園長と言われ、納得せざるを得なくなった 翼「先生が言うなら・・・信じますけど・・・」 マヤ「そう、よかった!」 学園長「・・・本題に入りたいのだが?」 学園長は少し苛つきながら言った マヤ「・・・そうでしたね。すみませんでした」 マヤが学園長に謝ると。学園長は本題に入った 学園長「では、赤羽 翼。なんでこの学校に連れて来られたかわかっているのか?」 翼「えぇ・・・まぁ・・・」 翼は小さい子供に上から目線で話掛けられたので、複雑な気持ちだった 学園長「そうか。なら話が早い。早速明日から学校に登校するように頼むぞ?」 翼「はい?」 学園長はそんな翼の返事に 学園長「返事ははっきりと言え!」 翼「はい?」 学園長「・・・」 マヤ「翼君!学園長を怒らせたら駄目よ!死んじゃうわよ!」 マヤは翼に注意した 翼「はい!」 学園長「・・・まぁ今回は大目に見よう。では赤羽 翼。お前に贈り物がある」 そう言うと、学園長は机の上に長細い箱を出した 学園長「さぁ。遠慮せずに受け取るといい」 翼は思っていた マジこの子供何なの? と・・・ 翼「ありがとうございます。大切にします」 学園長「うむ。それでは寮に戻っていいぞ。マヤ先生はここに残ってくれ」 マヤ「はい。わかりました。じゃ翼君?寮の道はわかるよね?」 翼「はい。大丈夫ですよ。では失礼します」 翼はそう言って部屋から出て行った
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