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マヤが翼の家に訪れてから三日が経った
翼「はぁ~・・・」
翼はマヤからもらった生徒手帳を見ていた
翼「高校に行こうとしてもなぁ~・・・。もう退学してるって言うし・・・なんで強制的なんだ?」
翼はまたため息をついた
翼「ってか今日は学園に行かないといけないな・・・。」
翼が言う学園とは、マヤが強制的に入学させた繚聖(りょうせい)学園の事である。
?「翼!翼!」
翼「どうした?かっちゃん」
かっちゃんとは翼のペットの九官鳥のことである。
か「早く行かないと遅刻!」
翼「いや、学園に行くだけだからね?」
翼はため息をついた
翼「しゃ~ねぇか。かんちゃん、いっちゃん。ちょい出かけてくるから留守番よろしく!」
か「いってらっしゃ~い!」
い「きゅー!」
翼は家のドアを開けて外に出て行った
翼「今日は大変な一日になりそうだな・・・」
そう呟いた翼はとぼとぼと歩いて行った
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