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室町駅へと向かう。
えっと…どこだろ?
いた。
「美華、こっちよ。」
「麗那ぁ♪」
手を振り合い近寄る。
連絡はなんども取ってはいるが実際に会うのは久々で少し気持ちが高ぶる。
「プ、プロポーズ!?んで?返事は?」
「OKしたよ?」
喫茶店で相談にのってもらう。
今説明しおえたとこだ。
「ん?OKしたならいいじゃん。なんで?」
「実は…恭介に兄さんの事を言いそびれてるのに気付いたの。」
「美華?」
返事なく沈黙が続いたので呼んでみた。
「ん~~~~、硝子のロープで綱渡りだねぇ……間違いなく。」
すごい表現で帰ってきた。
「大丈夫かなぁ…言わなくて。」
「う~ん。言わなくていいんじゃない?仲悪いの知ってるけど…あえてノータッチで♪」
「簡単に言うなぁ~。」
「むしろ面白くてよし♪」
親指たてて親友はいたずらっ子みたいな笑顔を見せる。
「だって。」
「麗那が逃がさなきゃいい。」
「………………逃がさないわよ、元々。」
「じゃあ問題ないじゃない?はっきり言って麗那が恭介君LOVEなのは見ててバッチリわかるしぃ♪」
逃がさない…か。
悩んでても仕方ないわね。
私は私らしく行きましょう♪
「ありがとう♪スッキリしたわ♪」
「お役にたてて光栄だよぉ♪」
よし!
このまま結婚式まで内緒にしちゃえ♪
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