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「えー、どうするつっちー」
「うちは大歓迎よ?」
「いえーい」
工藤くんは子犬のようにぴょんぴょん跳ねて喜ぶ。
この素直なところと可愛さが、人気の理由なんだろうな。
「じゃあ、もう一人男子誘う?」
「そうだね。工藤くん一人じゃ気まずいだろうし」
わたしたちが提案すると、工藤くんは周りをキョロキョロして声を上げた。
「荒木とか?」
工藤くんの視線の先には、通学路を一人で歩く荒木くんの姿。
「えっ、荒木くんはちょっと…」
荒木くんが一緒に来たら緊張して、上手く食べられないと思う。
でも、一緒に行ってみたい、かも。
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