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「未来部さーん!!」
その時
必死で助けを求めている人の声がした…
「どうしたの!!」
みんなが目をまるくしました…
私もまさかっとは思いましたが、学校全体にながれた放送を聞き
あわててみんなで保健室に行きました
『未来部さんただちに保健室にきなさい。××さんが暴れております。』
そこでみんなが目にしたものは…
過去からやって来た
月の力をもつ…
そう、ヤツがいたのです
「ヤメなさい!月の力の持ち主!!」
『止めろっと言われて止めるなら初めからこんな事はしない…お前の力…よこせ!!』
私は思った…
確かに私がこんな力を持っていても、何の役にも立てないかもしれない
でも!私はみんなに悲しい思いをしてほしくない…ちゃんと自分と向き合ってほしい…
だから……
「絶対にイヤ!」
『なっ何!!!!』
「アナタ…過去に何かあったでしょ?だから私の星の力が欲しくてこんな事してるんでしょ…」
『オレの過去はオレの手で壊したお前には関係ないだろ!!』
「関係あるよ…」
『ねぇーだろ!!!』
「大丈夫だよ?私はアナタの事を敵だとは思っていないよ…」
『なっ何だとっ!』
「あせらないでさっ今から過去を作っていこうよ…そして新しい未来に行こうよ!!私が何とかしてあげる…約束ねっ!」
月の力は私の方に来た
そして…
『ありがとう…オレこの世界を好きになった…お前との約束おぼえとくぜ!』
フワッと空に消えた
その後も空間は元に戻って未来部だけが今もその記憶をもっている…
「イッケンラクチャクね!!」
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