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この胸に燃える魂は、完璧とは程遠いけど、
それは紛れも無くこの国の色をしている。
波に飲まれた思い出や若くして散った神風達の、
不本意な運命に引き裂かれた絆、
その温もりが持っていた意味や咲かせた愛が消えぬように守りたい。
その名が恥じぬように。
彼らが見れたはずの明日に触れられるように。それが義務と知る。
そして今、この時も人生をかけて国に尽くす人よ、
俺には出来ないことをしている人よ、
その身を危険にさらしても、寝る間も惜しみその体を傷つけても、
安全を、平和を、糧を、美を、経済を、心を、命を、明日を守る人よ。
俺は、俺が出来る事を尽くし、この生涯をかけて貴方を支えたい。
貴方はこの国の誇りだ。貴方はこの国の全てだ。
たとえば、生臭坊主や、悪人がいたって構わない。
俺は、俺に出来る僅かな事が、貴方に届くと信じている。
大地に根付く糧が届くことを。
送るのは感謝の言葉なんかじゃ足りない。
縁の下を支える貴方を、この体が持つ限り支えて見せるさ。
馬鹿にしたければ馬鹿にすればいい。どんな馬鹿にだってなってやるよ。
そう、疑うことばかりではなく、諦めず信じ続けこの目を閉じずに、
同じ名を持つ、同じ国に住まう誇るべき、信ずるべき家族のために、
この不器用な拳を振り上げて、目指すべきあの日の丸へ届くように。
どんな欠陥を抱えていようとも。
我が名は日本。
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