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「…―はい着きました~!ここがみーちゃんのお部屋です!部屋の番号は375!はいこれカードキーね!」 何やらピンク色のカードを渡された。 なるほど、これがカードキーか… 「ちなみにみーちゃんだけ特注でピンク色にしてもらったんだぞ☆」 「うげ!」 特注とかまじでいらねぇ! 「オートロック式だからね?」 …なんていうか、これ以上父さんから話聞きたくない。 だってキモいんだもん。 部屋のドアを開けて適当に荷物置いて、父さんが持っている俺の荷物を強引に奪った。 「それかr「荷物ありがとう、それじゃ」」 部屋のドアを閉めてやった。ざまぁみろ。 去っていく父さんの後ろ姿をインターホンの液晶画面から見ていたが、ちょっと冷たく当たりすぎたかな… なんだか父さんが可哀想に思えてしまったよ。 …過ぎてしまったもんは仕方無い。 部屋の電気を点けるとあらびっくり! クソ広いのね! テレビでか! キッチンもある! お風呂広っ! ベッドでか! 部屋の中を探索してひと息休んで、持ってきた荷物を片付け始める。 .
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